モノの見せ方で人の心は動かせる?
いい勉強になりました。
先日、「キッチンよい1日」にテーブルの脚金物を納品した時に羽川再生堂の羽川さんとお話させて頂きました。
再生堂ってどんなことやってるの?と多分ほとんどの方は家電のリサイクルなんかを想像するはず。(わたしもそのひとり・・・)
ま~羽川さんの「キッチンよい1日」での作品の1部を御覧ください。
まずこれ
お店のトレードマークのお日様です。入口から入るとまず視界に入るのがこれ。写真ではよく確認出来ませんが、木を塗装で錆び鉄に見せたプレートです。
実は鉄骨屋でありながら・・・・・騙されました。(〃'∇'〃)ゝエヘヘ
そのくらい良く出来ています。
そしてこれが
天井照明。
これも木(1部鉄で)出来ています。これまた写真では確認出来ませんが要所要所に鉄に見せる為の細工や補強と感じさせない細工がされています。なによりも切断箇所が鉄をレーザーでカットした切り口と同じ感じ。鉄を知った者でもここまではなかなか表現出来ないと思います。
なんと羽川さんは岩田屋のディスプレーのデザインもされた事があるという実力者。
・・・・・わたしなんて足元にも
で、次の作品は
一瞬、ん?という感じですがなんとなく調理器具だというのはわかります。
レストランだけに調理器具。なんか食べ物までおいしくなりそうな気がします。
この調理器具ヨーロッパやアメリカの1940年代前後(60年以上前)の製品を額の中に入れただけだそうです。
入れただけ・・・・・
そう、入れただけなのです。
そしてこれは
三連のスプーン。枠のサイズ、スプーンのピッチ、配置共に違和感がない・・・
特別に細工したわけでないのに目を凝らして見てしまうのはなぜ?
要は見え方が変わればこんなにもすばらしく変わってしまうと・・・。
多分、これらの調理器具、現地ではほんと廃材のような存在だったと思います。
でも羽川さんの手に掛かればこれらの廃材も息を吹き返し人の心を引きとめるまでに価値を高める事が出来るのである。
そう、「再生」なのである。
お金を掛ければそれなりに良いモノが出来るかもしれませんがお金を掛けなくても良いモノが出来るのだなーと考えさせられました。多分これは建築にも通ずるものがあると思います。(タマホームの宣伝じゃないけど)
羽川さんとはついつい話し込んでしまい「一緒に個展でもやりましょうか」とまで言って頂きましたが・・・・・「さてわたしにそこまでの力があるのか?」
カブトムシでよければいつでも差し出します。(^_^)ニコニコ
でももっとセンスを磨かんといかんですね。
ここで紹介した羽川さんの作品はほんの一部でお店には他にもまだまだありますのでぜひ1度お食事ついでに足を運ばれてください。オープン日と住所は後日載せます。
いいモノを見せて頂きました。(^^)ニコ
~~~つづく~~~
ヾ(^_^) byebye!!
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