昨日見積依頼があった現場に行ってきました。
少しでも水が溜まる箇所があればこんななってしまいます。錆はじりじりとやってきます。
これも同じですね。踏板上の勾配によってはこうなります。理想は上るのに違和感を感じない範囲で水が切れるように勾配をとってやる事です。ちなみにうちでは製作段階で下段の方に線1本分の勾配(約1㍉)をとって製作します。
これも・・・ベース部分に水が溜まらないように土台部分で勾配をとらないと・・・こんなになります。
鉄の無残な姿・・・
なんかちょっと複雑・・・
最近、こんな現場ばかり続いています。
みなさん、鉄ってこんなのばかりじゃないんですよ~。。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。ビエェーン
これは悪くなったほんの一例でして・・・
錆の原因は鉄だけではありません。
他の業種との絡みも大きいのです。
幾ら防錆効果を上げたとしても施工方法によっては錆をもたらします。
全ての施工を通しての錆対策が必要です。
鉄の腐食のサイクルが始まっているのは確かです。
今からもっと増えるでしょう。
最近は屋外は溶融亜鉛メッキというのが常識になっていますがそこに辿りつくまでは増え続けると思います。
今は詳しく言えませんが耐食診断と建築リサイクル再生事業を行う計画を練っています。
新しいものを造るだけが建築ではありません。
食べ物の素材と一緒で最高の使い方をしてあげるのがプロだと思います。
さすがに今日はちょっと凹みました・・・。
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